文献詳細
綜説
文献概要
著者(1955)は,さきに兎唇の遺伝様式について報告したが,今回,口蓋破裂の遺伝学的関係について集団遺伝学的方法によつて分析を試みたのでその結果を報告する次第である.
兎唇の遺伝学的研究は数多くあるが,口蓋破裂やこの両者を同時的に取扱つた研究は殆んどない.著者は穴沢(1941)の論文に記載されている外国の家系図を集計して分析したのである.
兎唇の遺伝学的研究は数多くあるが,口蓋破裂やこの両者を同時的に取扱つた研究は殆んどない.著者は穴沢(1941)の論文に記載されている外国の家系図を集計して分析したのである.
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