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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻1号

1956年01月発行

文献概要

綜説

外科的胆道疾患の細菌学的並に組織学的檢査成績に就いて—特に対照上腹部疾患との比較

著者: 坂本馬城1 石井好明1 松島松翠1 朴潤植1 保刈伸雄1 鈴野克彥2 奥平雅彥3

所属機関: 1東大分院外科 2東大分院中央検査室 3東大病理学教室

ページ範囲:P.31 - P.35

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緒 言
 胆道疾患の成因及び病態生理については既に多くの研究が見られるが,未だ解明されぬ点も多く殊に外科的胆道疾患は手術によつて治癒するものの多い反面,術後に多くの症状を残すことが少くない.所謂胆嚢剔出後症候群はこの典型的なものである.茲に本問題を根本的に検討し直すべく,吾々はまず胆道内の細菌学的並びに肝の組織学的検索を行い,臨床検査成績をも加えて,非胆道上腹部疾患を対照として比較検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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