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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻1号

1956年01月発行

文献概要

症例

術後空腸潰瘍穿孔の1手術治驗例

著者: 宮川忠弘1 佐藤権內1

所属機関: 1青森市東青病院外科

ページ範囲:P.57 - P.59

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 胃,十二指腸潰瘍手術後往々空腸潰瘍を発生することのあることは周知の事であつて,外科臨床上興味ある対照として之に関する研究業績は尠くない.瀰政氏は本邦文献例(大正13年〜昭和24年)に氏の症例を加えた46例に就き統計的観察を試みている.私達は3年4ヵ月前,十二指腸潰瘍にて胃切除並結腸前胃空腸吻合術兼ブラウン氏吻合術を施行した患者に於て突如空腸潰瘍穿孔を来した1例を経験したので茲に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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