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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻1号

1956年01月発行

文献概要

症例

猫引掻病の1例

著者: 長谷川圭吾1

所属機関: 1昭和医科大学外科

ページ範囲:P.61 - P.63

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 本病は猫に引掻れた後に起る無菌性淋巴節炎"La maladie griffes de chat"として仏国のDéfreが1950年に初めて発表したと云われ1),以来今日迄ヨーロッパ・米国等各地より多数の報告発表2-5)がある.
 我国に於てもそれらの紹介6-8)が2,3の雑誌に行われ,特に本邦第1例が昭和28年9月浜口・長野両氏によつで報告1)された.病原体は未だ確定されてはいないが,第四性病,オウム病等の病原体と同一群に入るべきビールスと云う事に一致している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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