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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻13号

1956年12月発行

文献概要

特集 吐血と下血 症例

胸腔内甲状腺腫の一例

著者: 古本雅彥1 塩田欣栄1

所属機関: 1岡山大学医学部津田外科教室

ページ範囲:P.1009 - P.1011

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緒言
 胸腔内甲状腺腫の概念については,1883年Wö—lblerがはじめてその本質を明らかにしているが,その後欧米においては可成り多数例が報告され,又この問題について検討が加えられている.之に反し本邦での報告例は殆んどみあたらない.われわれは最近津田外科教室において,レ線学的に縦隔洞腫瘍が疑われた胸腔内甲状腺腫患者を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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