icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻13号

1956年12月発行

文献概要

特集 吐血と下血 症例

虫垂炎と併発した卵巣血腫の一例

著者: 自見松雄1

所属機関: 1福岡県済生会二日市病院外科

ページ範囲:P.1033 - P.1033

文献購入ページに移動
卵巣出血は産婦人科では症例も多いと言われるが,外科でも最近症例報告が行われているが比較的少ない.局所的に虫垂と卵巣とは近接して居り発症時所訴も似ている点が多いので屡々誤診されたり,又虫垂炎で開腹して卵巣に出血を認めるという場合が多い.私は最近慢性虫垂炎があつて偶々激しい下腹痛を訴えたので手術を希望して来診した症例で,開腹して右卵巣に血腫を作つていた例を経験したのでここに追加報告する次第である

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?