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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻2号

1956年02月発行

文献概要

症例

先天性総輸胆管拡張症の1例

著者: 市川茂夫1

所属機関: 1名古屋日赤外科

ページ範囲:P.117 - P.118

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 本症はDouglas 1852年以来原因不明のまま特発性の名が冠せられ比較的稀な疾患とされて来た.Shallow,渡辺等は先天性要因大なる疾患として先天性総輸胆管拡張症Congenital CysticDilatation of the Common Bile Ductなる名称を提唱し,一般化する傾向にある.
 本症は若年者に多く30歳を超えて発病するものは極めて少い.私は壮年者における本症に遭遇したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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