icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻2号

1956年02月発行

文献概要

症例

大網捻轉症の2例

著者: 北角昌也1 菊池一男2

所属機関: 1日本大学医学部今尾外科教室 2日本大学医学部若林外科教室

ページ範囲:P.131 - P.133

文献購入ページに移動
まえがき
 急性腹部症のうち稀にみられるものの一つに大網捻転症がある.Aimesに依ると文献上1858年Marchetteに依つて初めて報告されたと云うことである.本症には特有の症状がないために術前の診断は甚だむずかしい.外国においては多数の症例が発表されているが,吾が国においては今日迄僅かに15例が報告されているに過ぎない.最近吾々は両教室に於て各1例ずつを経験したので,ここに併せて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?