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綜説
膵臟疾患に於ける血清及び尿カタラーゼの意義
著者: 神谷喜作1 早瀨友博1 黑岩常泰1 三浦友旻1
所属機関: 1名古屋第一赤十字病院外科
ページ範囲:P.169 - P.174
文献購入ページに移動然るに,最近,築山・梅田氏等はWohlgemuth法によるアミラーゼの測定値は,疾病の経過に一致せず,発病後極めて早期に正常値に戻る傾向があり,発病後相当時日を経過した場合には診断的価値が少いといつている.そこで,このような場合でも,尚診断的価値を有する方法として,血清並びに尿中のカタラーゼの定量が提唱されている.
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