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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻4号

1956年04月発行

文献概要

綜説

"Benzyl-Imidazoline"に依る神経麻痺,循環障碍に対する簡易診断法について

著者: 岩橋勳1 井上九思1 藤井釗2

所属機関: 1トヨダ病院外科 2名古屋大学第1外科教室

ページ範囲:P.263 - P.266

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緒 言
 吾々が,日常よく遭遇する神経麻痺,又は循環障碍に対し,従来より動脈撮影法,電気変性反応,等の検査法が行われているが,さきに,東京大学の石川氏は,イミダリンの動脈注射に依る循環障碍の診断法を発表したが,吾々は更に之を系統的に精査し,検討を加えて見た.吾々は,イミダリン1cc 40mgを,諸動脈内へ,注入し,神経麻痺,循環障碍患者の簡易診断法として,得る所大である事を認めたので,こゝに報告し,諸家の御批判を仰ぎたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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