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文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻8号

1956年08月発行

綜説

空中細菌並びに病巣細菌の感応性検査成績に就いて

著者: 松井英互1 片岡治1

所属機関: 1神戸医科大学整形外科

ページ範囲:P.535 - P.541

文献概要

 最近抗生物質の発見発達により,創傷治療は著しく進歩した反面,耐性菌の出現が問題となつている.特にペニシリンに就いては,欧米に於て1943年葡萄状球菌に12%の耐性菌が認められたが,1952〜1953年には75%の耐性菌がみられている.吾国に於ても1946年に14%であった耐性菌が,1953年には50%に増加している.
 我々の教室に於いても,院内空中細菌,病巣細菌に就き感染性検査を行い,一応の成績を得たので発表する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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