icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科11巻9号

1956年09月発行

文献概要

綜説

デスモイド(Desmoid)について

著者: 田辺憲一1 古本雅彥1

所属機関: 1岡山大学医学部津田外科教室

ページ範囲:P.597 - P.602

文献購入ページに移動
Ⅰ.緒言
 デスモイドは筋肉筋膜組織から発生する良性線維腫で稀な疾患である.そのほとんどは前腹壁に発生するが,身体の他の部分に見られることも少くない.
 従来欧米では,Ledderhose,Pfeiffer,Power,Stone,von Klot,Stewart,Pearman and Mayo等によつて多数例が報告されている.しかし本邦での報告は意外にすくない.最近Pack,Strodeはデスモイド性ホルモンの関係に注目した報告を行つた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?