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症例
興昧ある脊椎腫瘍の一例
著者: 大沢光彥1
所属機関: 1東京いすゞ病院整形外科
ページ範囲:P.613 - P.615
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脊髄外科の発達と共に脊髄腫瘍はそれ程稀なものではなくなつた,未だあらゆる種類のものを経験しつくしたともいえない.
わたくしは珪肺第二度の患者で,椎弓及び棘状突起部の線維性骨炎様病変より二次的に発生したと思われる血管皮細胞腫の一例を経験したので,こゝにその症例を記載し,諸家の御参考に供すると共に御教示を仰ぐ次第である.
脊髄外科の発達と共に脊髄腫瘍はそれ程稀なものではなくなつた,未だあらゆる種類のものを経験しつくしたともいえない.
わたくしは珪肺第二度の患者で,椎弓及び棘状突起部の線維性骨炎様病変より二次的に発生したと思われる血管皮細胞腫の一例を経験したので,こゝにその症例を記載し,諸家の御参考に供すると共に御教示を仰ぐ次第である.
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