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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻10号

1957年10月発行

綜説

食道静脈瘤に対する血行遮断術

著者: 友田正信1 井口潔1 矢毛石陽三1 篠原啓次郞1 寺岡広昭1 大田満夫1 池田脩1 大塚正年1 松元輝夫1 政所修治1 古沢元之助1 八木博司1 松隈守人1 原泰文1 吉村茂松1 上垣宏1 康済普1

所属機関: 1九州大学医学部

ページ範囲:P.773 - P.788

文献概要

いとぐち
 いわゆる門脈圧亢進症の外科的治療法に関しては,これまで幾多の方法が考案されたが,最近では血管外科の発達とともに,Blakemore, Whi—pple,Lintonなどによつて門脈系大静脈系血管吻合術が臨床的に広く応用されるようになり,新しい躍進を遂げた.
 本邦に於ては,木本教授によるEck手術と門脈動脈化手術の併施,大網の肝内挿入法,或は動脈の肝内植込法の併施などの研究が進められて居り,また今永教授も大網腎被包術をはじめとして興味ある方法を考案している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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