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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻2号

1957年02月発行

文献概要

綜説

最近4ヵ年間の本院外科手術時に於ける麻醉法の統計的観察

著者: 黑田秀夫1 牧安孝1 松本浩生1 田中庸介1

所属機関: 1米子博愛病院外科

ページ範囲:P.75 - P.81

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緒言
 最近の麻酔学は,文字通り日進月歩の発展をとげ,その理論は次第に複雑となり,またその術式も多岐を極めて,応接に暇がないと言う現状である.
 殊に米国に於ける閉鎖循環式麻酔法の完成と,フランスに於ける薬物冬眠理論の確立に依つて,外科手術上の多くの困難が克服されてから,手術侵襲の許容範囲が著しく拡大されて,外科学一般の進歩が促されて居る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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