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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻3号

1957年03月発行

綜説

Chlorpromazineの外科領域に於ける応用

著者: 平田淸二1 重信文男1

所属機関: 1広島大学医学部第一外科教室

ページ範囲:P.193 - P.196

文献概要

まえがき
 Chlorpromazineはphenothiazine核にClを添加することにより,1950年に合成された薬剤で,1951年Laborit1)はこれを主体とする薬剤群を用いることにより人為的に冬眠状態とも云うべき一種の麻酔状態を得ることに成功し,次いで1953年Courvoisier及び協同研究者がその薬理作用に関して詳細に報告して以来,一躍時代の脚光を浴びるに至り今や臨床方面でも広汎に応用されつゝあるが,吾々も最近教室に於て本剤を使用した症例に就いて検討する機会を得たので若干の考察を加えてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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