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特集 腫瘍
胃癌における出血
著者: 梶谷鐶1 山田肅
所属機関: 1癌研究会附属病院外科
ページ範囲:P.233 - P.242
文献購入ページに移動緒言
上部胃腸管出血の原因の主なるものは,胃・十二指腸潰瘍,胃炎,食道又は胃静脈瘤及び胃悪性腫瘍であるが,その大部分を占めるものは胃,十二指腸潰瘍である.
胃癌における出血は,胃潰瘍における出血に比べると,その臨床的意義はそれ程重要ではないが以下文献を参照しつつ,癌研究会附属病院外科の症例を材料として胃癌出血の問題を概説することとする.
上部胃腸管出血の原因の主なるものは,胃・十二指腸潰瘍,胃炎,食道又は胃静脈瘤及び胃悪性腫瘍であるが,その大部分を占めるものは胃,十二指腸潰瘍である.
胃癌における出血は,胃潰瘍における出血に比べると,その臨床的意義はそれ程重要ではないが以下文献を参照しつつ,癌研究会附属病院外科の症例を材料として胃癌出血の問題を概説することとする.
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