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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻4号

1957年04月発行

特集 腫瘍

胃に転移を来したと思われる後腹膜巨大滑平筋腫の興味ある1治験例

著者: 溝口実1

所属機関: 1久留米大学医学部脇坂外科教室

ページ範囲:P.281 - P.286

文献概要

緒言
 後腹膜に於ける筋腫は非常に稀な疾患で,外国文献には散見するが,我が国に於いては,私の調査した範囲では僅か3例にすぎない様である.私は最近,当教室に於いて後腹膜より発生したと思われる巨大な肉腫性変化を伴つた滑平筋腫と,更に叉胃大彎部前壁にも恐らく転移によると思われる同種滑平筋腫の併存した1例を経験したので,茲にその概要を報告し後腹膜筋腫及び胃腸管筋腫について少しく考察を加え度いと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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