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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻4号

1957年04月発行

綜説

外科領域に於ける新鎮痛坐薬イルコジンの使用経験

著者: 長瀨正夫1 大保亮一1

所属機関: 1京都大学医学部外科学教室第二講座

ページ範囲:P.325 - P.328

文献概要

 疼痛殊に手術後の疼痛を如何にして緩解するかということは外科医の日常よく直面する問題であつて,この目的の為に作られた薬剤も枚挙にいとまがない程数多くあるが,而もなお理想的な薬剤がないというのが現状であろう.
 ところが今回我々は新鎮痛坐薬イルコジンを使用する機会を得た.特にこのものが坐薬であるということが我々の興味を惹いたのであるが,これを昭和30年8月以降約1ヵ年の間に,入院患者89名に対して延96回使用した結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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