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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻6号

1957年06月発行

綜説

準備麻酔(Premedication)の再検討

著者: 西邑信男1 山城幸子1

所属機関: 1東京逓信病院麻酔科

ページ範囲:P.463 - P.466

文献概要

 完全な麻酔を行うためにはまず充分な準備麻酔を患者にあたえなければならない.
 麻酔は麻酔前数日より始まる患者の評価及び準備麻酔に始まり,麻酔後数日にわたる患者の管理に終る.この準備麻酔は基礎麻酔と異なり,あくまでも主麻酔をより平滑に無事故に経過されることを目的とする.一方基礎麻酔は次におこなわれる主麻酔と同価値を有するものである.一般に中枢神経系及び呼吸系の深い抑制をもたらすようなものはむしろ基礎麻酔に属せしめるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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