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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻8号

1957年08月発行

文献概要

綜説

外科疾患に於ける感応錠の応用

著者: 傳田俊男12 波多野錄雄1 米山武志1

所属機関: 1慶応大学 2健保組合下谷病院外科

ページ範囲:P.623 - P.628

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緒言
 化学療法剤の出現によつて各種炎症性疾患の治療成績は飛躍的に向上した.しかしその反面,最近に至りPcショック,耐性菌の出現,菌交代現象等新しい難問題が提起されて来た.我々は学問的には不備な点があつても操作が簡単であつて,日常臨床上実用的な感応錠を使用して,外科疾患に於ける耐性菌の出現,並びに抗生物質の使用上留意すべき2,3の成績を得たので,こゝに報告する.尚本調査は本院細菌検査室に依頼して適正な化学療法を行う目的を以て行つたもので,あくまで実地臨床上の検討に過ぎないことを附記する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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