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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻8号

1957年08月発行

文献概要

症例

腸管嚢腫様気腫の1例

著者: 菊地喬1

所属機関: 1国立弘前病院外科

ページ範囲:P.659 - P.660

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 腸管嚢腫様気腫は1825年Meyer氏が初めて豚の小腸に小嚢胞のあるのを発見し,之に与えた名称で,人間の腸管に之と同様の嚢胞を観察し発表したのは1876年Bang氏を以て始めとする.爾来Creese氏は1951年まで世界の丈献から210例,Sherwin氏は1952年まで米国に於ける43例を報告しており,本邦に於ても紺田氏は昭和27年まで77例を報告している.余も最近本症の1例に遭遇したので文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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