文献詳細
文献概要
症例
膵頭十二指腸切除術により治癒せしめた下部総輸胆管癌の1例
著者: 福田七生1 岩佐雄三1
所属機関: 1岡山大学医学部津田外科教室
ページ範囲:P.677 - P.680
文献購入ページに移動 1935年Whippleが膵頭十二指腸切除術式を発表して以来各方面より検討改良され,今日欧米においては一般に広く普及し,その手術例も極めて多数に及んでいる.
一方本邦においては漸く最近になつて本手術術式についての関心が急に高まり手術成功例も散見できるようになつた.しかし多くは膵頭癌,ファーテル氏乳頭部癌,胃癌の膵内浸潤,慢性硬化性膵炎等を対象としたもので,下部総輸胆管癌に本手術を施行した記録は少い.
一方本邦においては漸く最近になつて本手術術式についての関心が急に高まり手術成功例も散見できるようになつた.しかし多くは膵頭癌,ファーテル氏乳頭部癌,胃癌の膵内浸潤,慢性硬化性膵炎等を対象としたもので,下部総輸胆管癌に本手術を施行した記録は少い.
掲載誌情報