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症例
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正中頸嚢腫は舌根部盲窩と甲状腺峡部の中間に発生する先天性嚢腫であり,一般に原始胸腺の下降によつて生ずる甲状舌管の遺残物なる上皮細胞より発生するものと考えられている.この嚢腫が外部に自潰すると,正中頸瘻を形成する.本疾患については,既に内外の諸家により臨床並びに剖検所見につき種々の観点から研究されている.最近著者等は比較的高年者に臨床症状を呈した二例を経験し一例は炎症を伴つたのでこゝに報告する.
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