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文献詳細

雑誌文献

臨床外科12巻9号

1957年09月発行

症例

後腹膜線維肉腫の1例

著者: 飯塚穰1 奥井律二1

所属機関: 1国立療養所村松晴嵐荘

ページ範囲:P.757 - P.759

文献概要

 結合織性悪性腫瘍のうち,線維肉腫はその発生頻度に於て最も高いものであるが,後腹膜にその発生を見ることは極めて稀である.私共は2ヵ年前に剔出手術を行い,良性の線維腫と診断したが,後来これが再発し,急激な発育をとげ,試験的切除標本で悪性化を証明した一症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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