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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻1号

1958年01月発行

文献概要

綜説

腸線の吸収に関する研究

著者: 山地幸雄1 志波剛1 石関忠一1 小嶋秩夫1

所属機関: 1国立衛生試験所衛生細菌部

ページ範囲:P.5 - P.10

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まえがき
 腸線縫合糸(Surgical gut,catgut)は絹糸などゝ異なり,生体内で吸収されまた臨床家にとつては,繁煩な滅菌処置を加えずに使用できる優れた縫合材料である.わが国では材料の関係上馬腸線が多く製造されており,その種類は,日本工業規格により次のように定められている.
 (1)Type A(無加工)‥‥吸収をおくらせるような特殊処置を加えてないもの.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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