文献詳細
術技
文献概要
1.まえがき
閉鎖性脳水腫の外科的治療法については一般には脳液をより多くGranulatio Pacckioniの方に誘導せんとする幾多の方法や,異物管を以て脳外を連絡する種々なる方法がある.後者は組織の異物反応によつて多く失敗を重ねたが山本,竹内,Parsohoff & Hiatt等は組織反応の非常に少いPolyethylen tubeを用いてVentriculo-Pleuro—stomyなる術式で簡単且つ優秀な成績を收めた、吾々も一度此の方法を行つたが,原因は不明であるが管腔が閉鎖された為に更に簡易な方法を行い得たので報告します.
閉鎖性脳水腫の外科的治療法については一般には脳液をより多くGranulatio Pacckioniの方に誘導せんとする幾多の方法や,異物管を以て脳外を連絡する種々なる方法がある.後者は組織の異物反応によつて多く失敗を重ねたが山本,竹内,Parsohoff & Hiatt等は組織反応の非常に少いPolyethylen tubeを用いてVentriculo-Pleuro—stomyなる術式で簡単且つ優秀な成績を收めた、吾々も一度此の方法を行つたが,原因は不明であるが管腔が閉鎖された為に更に簡易な方法を行い得たので報告します.
掲載誌情報