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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻1号

1958年01月発行

症例

非上皮性胃腫瘍の一治験例

著者: 相沢青志1 林亨1 本多正人1

所属機関: 1大阪大学医学部第二外科教室

ページ範囲:P.45 - P.47

文献概要

緒言
 胃に原発する悪性腫瘍は癌腫が多く,原発性胃肉腫は比較的稀な疾患で,Thompson11)(1950)によれば胃腫瘍の1〜2%に過ぎないとされている.胃肉腫はLondsberg(1840)が円形細胞肉腫を始めて報告して以来,Marshall12)(1950),Crile13)(1952)等の報告があり,本邦に於ては今(1901),上野,合屋1)(1940),権守2)(1942),土方4)(1951),井坂5)(1952)等の報告がある.
 最近我々は胃に原発した組織球性細網肉腫と推定される一治験例を得たので茲に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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