文献詳細
外科と薬剤
文献概要
1.緒言
1931年Indian1)によつて,R.serpentinaの降圧作用が始めて記載されて以来,その降圧効果が広く臨床的に応用される様になつた.1952年Wil—kinsp2)は,R.serpentinaの天然根からslmipuri—fied alseroxylon fractionとして純粋なalkaloidの分離に成功した.
本alkaloidであるReserpinは視床下部に於て交感神経中枢を抑制して,自律神経のバランスに変調を来すとされ,卓越せる血圧下降作用の他にtrauquillizerの性格を持つものとされている.
1931年Indian1)によつて,R.serpentinaの降圧作用が始めて記載されて以来,その降圧効果が広く臨床的に応用される様になつた.1952年Wil—kinsp2)は,R.serpentinaの天然根からslmipuri—fied alseroxylon fractionとして純粋なalkaloidの分離に成功した.
本alkaloidであるReserpinは視床下部に於て交感神経中枢を抑制して,自律神経のバランスに変調を来すとされ,卓越せる血圧下降作用の他にtrauquillizerの性格を持つものとされている.
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