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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻1号

1958年01月発行

外科と薬剤

Reserpinの外科的応用

著者: 辻秀男1 中村泰也1 田北宗明1

所属機関: 1九州大学温泉治療学研究所外科

ページ範囲:P.91 - P.95

文献概要

1.緒言
 1931年Indian1)によつて,R.serpentinaの降圧作用が始めて記載されて以来,その降圧効果が広く臨床的に応用される様になつた.1952年Wil—kinsp2)は,R.serpentinaの天然根からslmipuri—fied alseroxylon fractionとして純粋なalkaloidの分離に成功した.
 本alkaloidであるReserpinは視床下部に於て交感神経中枢を抑制して,自律神経のバランスに変調を来すとされ,卓越せる血圧下降作用の他にtrauquillizerの性格を持つものとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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