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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻1号

1958年01月発行

文献概要

外科と薬剤

痙性麻痺に対するAtraxinの使用経験

著者: 水町四郞1 黑川一1 佐藤和男1

所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科教室

ページ範囲:P.101 - P.104

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はしがき
 最近所謂Transquilizer(精神安定剤)と称する諸種の薬剤が研究され,その内で1950年Wollace研究所に創製されたMeprobamateと称する薬剤が強力な筋弛緩作用を有することが明らかにされた.
 Meprobamateは2.2-Methyl-n.propyl 1.3,propandiol-dicarbomate.と称すべきものであり,その化学構造式はその性状は苦味を有する殆んど無臭の白色結晶性粉末で,融点は104〜106℃で,水には僅かに溶解するが(0.34%20℃),多くの有機溶媒には可溶である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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