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外科と薬剤
痙性麻痺に対するAtraxinの使用経験
著者: 水町四郞1 黑川一1 佐藤和男1
所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科教室
ページ範囲:P.101 - P.104
文献購入ページに移動最近所謂Transquilizer(精神安定剤)と称する諸種の薬剤が研究され,その内で1950年Wollace研究所に創製されたMeprobamateと称する薬剤が強力な筋弛緩作用を有することが明らかにされた.
Meprobamateは2.2-Methyl-n.propyl 1.3,propandiol-dicarbomate.と称すべきものであり,その化学構造式はその性状は苦味を有する殆んど無臭の白色結晶性粉末で,融点は104〜106℃で,水には僅かに溶解するが(0.34%20℃),多くの有機溶媒には可溶である.
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