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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻10号

1958年10月発行

文献概要

術技

硬膜外麻酔法

著者: 西邑信男1

所属機関: 1東京逓信病院麻酔科

ページ範囲:P.957 - P.963

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 硬膜麻酔は従来の脊麻とは,特に生体に対する影響がより少ないことで,種々の手術時に有力な麻酔法であることは,多くの1-3)研究者のみとめるところであり,特に最近はXylocaineをはじめとして種々のより有力な薬剤の発見により,英米に於いてはpopularな麻酔法となつてきている.
 しかし我国4,5)に於いては2,3の報告者をのぞけば多くの麻酔医はすゝんでこの方法を試みようとする努力にかけている.その原因にはまず2つあげられ,1つは硬膜外腔穿刺の困難さであり,他は薬剤の使用法をよくわきまえていないことにある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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