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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻10号

1958年10月発行

文献概要

集談会

第83回北陸外科集談会(32.7.29),他

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所属機関:

ページ範囲:P.1009 - P.1011

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術後消化性空腸潰瘍穿孔の1例
金大第二外科 清水 進
 37歳男子,約半年前胃潰瘍穿孔性腹膜炎で胃切除術をうけた.術後3ヵ月位から術前同様の呑酸,嘈囃,食後胃部膨満感を覚える様になつたが,術後半年で急性腹膜炎の症状を起した.開腹の結果術後消化性空腸潰瘍が穿孔し,更にブラウン氏吻合に使用した空腸蹄係の間に他の空腸が嵌入して360°捻転せるイレウスを伴つたものであつた.再切除して治癒.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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