文献詳細
薬剤
文献概要
1.緒 言
肺結核外科療法の最近の特色は,いわゆる重症肺結核症を取扱うことが多い点にあると考える.
即ち,患者の年齢多く,病歴は陳旧性であり,肋膜の肥厚癒着も高度で,肺活量も少なく呼吸能は全般的に低下しており,病巣の性状も単純な切除療法は不可能であるという様な症例を処理せねばならぬ事が多い.
肺結核外科療法の最近の特色は,いわゆる重症肺結核症を取扱うことが多い点にあると考える.
即ち,患者の年齢多く,病歴は陳旧性であり,肋膜の肥厚癒着も高度で,肺活量も少なく呼吸能は全般的に低下しており,病巣の性状も単純な切除療法は不可能であるという様な症例を処理せねばならぬ事が多い.
掲載誌情報