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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻11号

1958年11月発行

症例

小腸亜全切除の1例

著者: 金沢光男1 高橋辰彌1 三輪浩次1

所属機関: 1刈羽郡病院外科

ページ範囲:P.1081 - P.1086

文献概要

 小腸の切除範囲は,どの程度まで危険なく実施し得るかという事は,日常臨床に於いて問題となる事が多い.叉その切除の長さは同じでも,上部で切除するか,或いは下部でするかによつて,その術後の代償性生理機能は異る可能性があり,種々の実験的研究の報告がある.著者は,最近小児の腸間膜根部大腫瘍に対し,小腸亜全切除を余儀なくされた症例を経験し,且つ,術後臨床経過を観察する機会を得たので,こゝにその詳細を報告し,広範小腸切除の問題を検討してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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