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薬剤
新局麻薬Epirocainの臨床使用経驗
著者: 神谷喜作1 福田浩三1 鈴木寬1 大村喜八郞1 重富克美1
所属機関: 1名古屋大学第一外科
ページ範囲:P.1161 - P.1163
文献購入ページに移動1943年Löfgren等によつて発表せられたLidocaine(Xylocaine)は,従来の如何なる局麻薬よりも安定であること,伝達麻酔力に於ても表面麻酔力に於てもProcaineを上回る作用を有し,且つ作用が迅速で長い理由から広汎に使用せられるに至つた.我々の臨床使用経験よりしてもこのLidocaineは秀れた麻酔剤であるとの印象を持つているが,たゞ毒性がProcaineの約2倍にあたりこの点まだ十分でないと云われている.
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