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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻2号

1958年02月発行

特集 腫瘍

小腸間膜に発生した巨大嚢胞の1例

著者: 林豊田1 国頭昌一1

所属機関: 1中野組合病院外科

ページ範囲:P.149 - P.151

文献概要

 腸間膜嚢胞は1507年に初めてFlorestineの解剖学者Benivieniが記載して以来数多くの報告があるが,而も稀な疾患に属する.本症は主として先天性のものであるが,緩慢なる成長の為めその初期に於ては症状を示さず,かなり大きくなつて腹部膨隆を発見するか,又は,腸管との癒着,或いは圧迫による閉塞症状などの合併症を惹起して発見される事が普通である.
 最近我が病院外科に於て興味ある1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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