icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻2号

1958年02月発行

文献概要

特集 腫瘍

脊髄砂時計腫の1例

著者: 植木繁男1 滝昭1

所属機関: 1慈恵医大整形外科

ページ範囲:P.161 - P.164

文献購入ページに移動
緒言
 脊髄砂時計腫は1920年Antoniに依つて記載され,其の特殊な形態に対して与えられた名称である.我が国に於ては我々の調査した処では20数例を数えるに過ぎない.一般に硬膜外に発生するものが多く,殆んどが胸椎部にみられている.我々は最近第X胸椎下縁右側から第XⅠ,XⅡ肋骨間で硬膜内に発生した砂時計腫を経験したので,報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?