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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻7号

1958年07月発行

文献概要

検査法

胃・十二指腸の外科に必要なる検査法

著者: 飯島登1

所属機関: 1東京大学医学部木本外科教室

ページ範囲:P.687 - P.690

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 外科臨床に於て日常しばしば取扱う胃・十二指腸疾患は潰瘍並に悪性腫瘍である.安全なる外科手術の遂行には術前,術後に及ぶ種々の臨床検査による患者管理が重要な鍵であることは云うまでもない.これらの種々の検査法は手術適応の可否のみならず手術術式の選択にも欠く可からざるものである.一般に行われる血液ヘモグロビン値,蛋白,各種電解質のバランスに関する測定検査等は,外科技術と切り離し得ないショック治療に関して重大な根拠を与えることも周知の事実であろう.胃・十二指腸外科に関する主要な臨床検査法を主として外科臨床の立場より解説して見よう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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