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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻7号

1958年07月発行

薬剤

新局所麻酔剤Epirocaineの使用経験

著者: 森甲三1 根本達久1 宮崎英一1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学

ページ範囲:P.737 - P.739

文献概要

 1905年,EinhornによりProcaineが合成されて以来,Procaineは安全な局所麻酔剤として一般に使用されている.しかし,Procaineには表面麻酔力の弱いこと,無痛効果発現までに時間を要すること(とくに伝達麻酔の場合),血管收縮力の少ないこと,Procaineに対する過敏症もみられること等の欠点がある.このため,常に新しい局所麻酔剤合成への努力が払われてきた.
 1943年,スエーデンの化学者LöfgrenがProcaineとは構造を異にしたLidocaine(β-diethylaminoaceto 2,6-xylidide)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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