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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻8号

1958年08月発行

検査法

肝臓並に胆道外科に必要な検査法(其の1)

著者: 飯島登1

所属機関: 1東大木本外科

ページ範囲:P.791 - P.796

文献概要

 肝臓は門脈系と空静脈系との中間に位し,生体に於ける中間代謝の中心とされる.そして各種主要物質の貯臓,分泌,排泄,解毒機能を営み且つ一種の内分泌臓器でもある.肝臓のこのような複雑多岐に亘る機能を理解することは臨床家にとつて重要であることは云うまでもない.ショック,外科侵襲と云つた問題に常に直面している外科臨床家にとつて肝臓機能検査は疾病の診断のみに止まらず手術の適応,手術術式の選択,術後の治療法に関して更に重大な意義を有するものと考えねばならない.今外科臨床に於て特に必要と考えられる検査法をその細部は専門書に譲りその主要点を記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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