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文献詳細

雑誌文献

臨床外科13巻9号

1958年09月発行

文献概要

薬剤

外科領域に於ける「セデス注」の使用経験

著者: 大野豊1 水戶豊1 寺井敦夫1

所属機関: 1北海道大学医学部第二外科

ページ範囲:P.902 - P.904

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1.緒 言
 近年麻酔法の進歩は,手術に於ける疼痛除去を,殆んど完全なものとした.又一方手術の適応も,大いに拡張されて来ているが,術後の疼痛,或いは癌末期の頑痛に対しては,依然として阿片製剤を主とする,種々の鎮痛剤を使用して,猶満足すべき結果が得られていない.
 疼痛除去に効果のある麻薬製剤は,その副作用のため使用に際し十分なる注意を必要とし,その為にこれらに代るべき非麻薬製剤の鎮痛剤が用いられて来たが,何れもその鎮痛効果が麻薬製剤に比し,不十分であつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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