文献詳細
症例
文献概要
緒言
本症は1817年Todd1)が最初に報告し,外国に於てはShallow(1943)2)の175例,Gross3)の小児例53例,S.Attar(1955)4)の201例等の集計があるが,本邦にては佐久間(1905)がStauungs choledochus Cysteとして報告して以来四ツ柳(1936)5)の集計54例等遂年報告例を増している.最近我々も2年2ヵ月男児の1手術治験例を得たので之を追加し,我々の集めた本邦例194例について若干の考察を試みた.
本症は1817年Todd1)が最初に報告し,外国に於てはShallow(1943)2)の175例,Gross3)の小児例53例,S.Attar(1955)4)の201例等の集計があるが,本邦にては佐久間(1905)がStauungs choledochus Cysteとして報告して以来四ツ柳(1936)5)の集計54例等遂年報告例を増している.最近我々も2年2ヵ月男児の1手術治験例を得たので之を追加し,我々の集めた本邦例194例について若干の考察を試みた.
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