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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻11号

1959年11月発行

文献概要

症例

父子2代に見られたる先天性橈尺骨癒合症

著者: 荒川亮1

所属機関: 1市立小樽病院外科

ページ範囲:P.1224 - P.1226

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まえがき
 四肢骨の先天性骨癒合症は,橈尺骨間,脛腓骨間に見られ,整形外科学的に重要な疾患は橈尺骨癒合症であり,しばしば問題になるのは近位端橈尺骨癒合症である.本症は1827年の Lennoireの剖検例を矯矢として1932年にChasinが156例を集計報告している.本邦においては,大圃氏の15例,蕪木氏の12例,柳谷,田島,木村,坪井,中野氏らの報告を合わせて30例を越えるに至つた.私はそれぞれ右左の先天性近位端橈骨癒合症を有する父子の例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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