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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻11号

1959年11月発行

文献概要

症例

十二指腸ポリープの1手術例

著者: 宮治清一1 関口守2 細田寿穂2

所属機関: 1日本専売公社東京病院外科 2東京慈恵会医科大学大井外科

ページ範囲:P.1247 - P.1251

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 十二指腸良性腫瘍の報告は極めて少なく,約100年前,初めてCruveilhier15)が剖検で,クルミ大,乳頭状の腫瘤を記述している.本邦における十二指腸良性腫瘍手術例の報告は,文献で7例にすぎない1)−7).私は術前,レントゲン検査により十二指腸ポリープと診断し,胃切除標本の幽門輪直下に発生せる十二指腸ポリープに遭遇し,組織学的に検索してBrunner氏腺腺腫によるポリープであることを明らかにしたので,ここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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