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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻2号

1959年02月発行

文献概要

綜説

手術創化膿について—特に細菌侵入経路とその対策

著者: 二宮一1 岩崎洋治1 野口晃平1 高橋康1

所属機関: 1千葉大学医学部中山外科

ページ範囲:P.111 - P.117

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 我々の教室では1956年7月より同年11月迄の5ヵ月間に一次縫合を行つた手術患者495例中約5.5%に手術創化濃が起つた.
 この手術創化膿の予防を抗生物質に頼ることは,いたずらに耐性菌を蔓延させ,この結果かえつて手術創化膿発生頻度が増加する傾向にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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