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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻2号

1959年02月発行

症例

胃潰瘍を伴える胃石の1例

著者: 田中実1 草川実1

所属機関: 1三重県立志摩病院外科

ページ範囲:P.188 - P.191

文献概要

 植物線維腫に関する報告は,Quain(1854)が剖検で発見した椰子の実に基因するものに始り,本邦では三宅(明42)の藺草によるものを以て嚆矢とする.柿果実によるものは永富(大3)の発表以来今日迄,大凡100例を超える報告がある.私達も胃潰瘍を伴つた柿胃石を経験したので報告し,更に植物線維腫について統計的観察を加えつゝ考察を加えて見度い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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