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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻3号

1959年03月発行

文献概要

特集 腹部外科 症例

好酸性細胞浸潤を伴う胃肉芽腫の1例

著者: 谷向茂作1 高島義顕1 橋本博1 村田弘行2 隅本彰2 小田富雄3

所属機関: 1大阪中央病院 2大阪大学小沢外科 3大阪大学宮地病理

ページ範囲:P.231 - P.235

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 胃内に発生する腫瘍は非常に多いものであるが,エオジン嗜好性細胞浸潤を伴つた肉芽腫の報告は極めて稀である.
 文献においてその報告例を見ると,1937年Ka-ijser1)が初めて胃内肉芽腫を報告して以来,消化管系統に発生した肉芽腫は1951年迄に報告されたものは,僅かに30例に過ぎない.又我が国においても,1951年中馬8)が1例報告をしているのみである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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