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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻3号

1959年03月発行

文献概要

特集 腹部外科 症例

Kalkmilchgalle(石灰乳胆汁)の1例

著者: 樋口哲司1

所属機関: 1県立三重大学医学部附属病院第一外科教室

ページ範囲:P.241 - P.243

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 Kalkmilchgalle,或いはLimy bile,milk of ca lcium bileと呼称される疾患はVolkmann3)の発見に始まるが本症は所謂,白色胆汁とは異なり,粘稠なゴム様物質,或いは亜鉛白様物質と表現される物質の集合体であり,其の多くのものはコレステリン石灰石を伴うと言われる,最近吾々はコレステリン石灰石を伴なつたKalkmilchgalleの1例を経験したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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