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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻3号

1959年03月発行

文献概要

特集 腹部外科 症例

先天性廻盲部閉塞の1例

著者: 安川恒信1

所属機関: 1高島砿業所病院

ページ範囲:P.249 - P.250

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Ⅰ.緒言
 先天性腸狭窄又は閉塞は稀な畸形であつて,16700出産に1人と云われているが,三谷は死産児1900例中に本症を0.58%認めている.小坂は症例報告と共に内外の文献の渉猟を行い臨床的対象となるものは非常に尠く,従つて予後不良と報告している.
 高島病院に於ても昭和25年度より32年度迄に2例を経験致しました.1例は先天性十二指腸狭窄例で,他の1例は非常に稀な先天性廻盲部閉塞例を経験し得ましたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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