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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻3号

1959年03月発行

特集 腹部外科

症例

メッケル憩室の臨床経験及び統計的観察

著者: 滝田博1 前田昭二1

所属機関: 1永寿病院外科

ページ範囲:P.251 - P.254

文献概要

緒言
 メッケル憩室はそれほど稀有なものではなく,思いがけぬ種々の続発症を起すことにより,それを通じて発見される場合が多い,ベバリー,ホスピタルでは過去10年間に21例のメッケル憩室が観察されているが,この21例中の13例はメッケル憩室の続発症のために,また残りの8例は他の目的で手術が行われた際に偶然発見されたものであつた.著者は最近永寿病院においても本症の1例を偶然観察したので,以下にその興味ある幾つかの症例を加えて報告すると共に,メッケル憩室の概要を述べることとした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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